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Chromebookは、Googleが開発したChrome OSで動作するパソコンです。
比較的、安価で手に入れることができ、使い勝手の良いパソコンだと思います。
セキュリティが高く、自動で更新してくれるので安心して使うことができます。
自動更新期間はリリースから10年間で、自動更新されなくなっても起動時には毎回セルフチェックしてくれ、システムの改ざんや破損を検出することができ、通常は自己修復して元の状態に戻ってくれます(詳細はChromebook ヘルプの自動更新ポリシーで自動更新期間を確認することができます)。
WindowsパソコンからChromebookに切り替えをお考えの人は、ChromebookでもMicrosoft Officeを使えるかが気になるところだと思います。
Chromebookは、基本的に、ブラウザ上で動作するパソコンのため、Microsoft Officeを使う場合もWeb版になります。
Windowsパソコンのようにインストールして使うデスクトップ版は使用できません。
元々、Web版を使っている人には関係ありませんが、Web版とデスクトップ版では使える機能が異なるので、購入前に不都合なく作業できるかを確認しておく必要があります。
Chromebookは、Windowsパソコンほどではありませんが、種類や性能など様々なモノがあるので、選ぶのも一苦労です。
たくさん種類あると選べるんだけどね
全部を比較しようとすると大変だよね
本記事では、Lenovo、HP、ASUS、AcerのChromebookについて特徴をまとめてみました。
ご参考にしていただけると嬉しいです。
Chromebookの特徴
冒頭でも述べましたが、Chromebookは、Googleが開発したChrome OSで動作するパソコンです。
基本的には、ブラウザ上で動作するため、オンライン環境での使用になります。
ソフト提供側のサーバーでデータを処理するため、パソコン自体には大きな負荷がかからず、あまり高性能な処理能力を必要とされません。
データの保存もクラウド上で行うため、セキュリティ的にも安心できると思います。
Chrome OSは頻繁にアップデートさせるため、セキュリティーホール対策にも長けています。
反面、常にオンライン環境が必要なことがネックになる人もいると思います。
また、アプリや機種の選択肢はWindowsパソコンよりも少ない傾向です。
Google Playのアプリを使うことはできますが、全てのアプリが使えるという訳ではありません。
学校教育では、Chromebookが広く選ばれており、選ばれている理由は、安価、低スペックでの快適動作、安心できるセキュリティ、速い起動、長時間のバッテリー駆動が挙げられます。
学校でも使われてるのかぁ
お子さんがいる人は、事前に自分も使っておくと戸惑いが少なくて済むかもね
製品一覧
本記事で比較したモデルは、Lenovo、HP、ASUS、Acerの4社から任意に選びました。
モデルの名前が長いので、これ以降のモデルの記載方法は表中の呼び名を使用することで見えやすくしたいと思います。
メーカー | モデル | 本記事での呼び名 |
Lenovo | IdeaPad Slim3 Chromebook Gen 8 | Slim3 |
Lenovo | IdeaPad Flex 3i Chromebook Gen 8 | Flex 3i |
Lenovo | IdeaPad Duet 560 Chromebook | Duet 560 |
HP | Chromebook x360 14b | x360 |
ASUS | Chromebook C425 | C425 |
ASUS | Chromebook CX150025 | CX150025 |
ASUS | Chromebook CM1402 | CM1402 |
ASUS | Chromebook Flip CX3 | Flip CX3 |
ASUS | Chromebook Flip CM1 | Flip CM1 |
ASUS | Chromebook CM14 Flip | CM14 Flip |
ASUS | Chromebook Flip CX1 | Flip CX1 |
ASUS | Chromebook Flip CX5 | Flip CX5 |
ASUS | Chromebook Detachable CZ1 | Detachable CZ1 |
ASUS | Chromebook Vibe CX55 Flip | Vibe CX55 Flip |
Acer | Spin 713 CP713-2W-A38P/E | CP713 |
Acer | Chromebook Spin 311 CP311-3H-H14N | Spin 311 |
Acer | Chromebook CB314-1H-NF14P2 | CB314 |
興味を持ったモデルの呼び名を、最後に正式モデル名で認識すれば分かりやすいよね
まず大切なのはモデル名よりもスペック比較だからね
ハード関連の比較
ハード関連として、形状、パネルのサイズ・タイプ・表面処理・解像度、重量、バッテリー駆動時間をまとめました。
パネルサイズは10.1~15.6インチで、14インチのモノが多い傾向です。
パネル表面処理は、ほどんどグレア(光沢あり)で、ノングレア(非光沢)を選びたい人の選択肢はあまり多くありません。
重量は、0.5~2.2kgで1kg以下があまりなく、もう少し軽いモデルがほしいところです。
呼び名 | 形状 | サイズ (インチ) | パネル タイプ | パネル 表面処理 | 解像度 | 重量 (kg) | バッテリー 駆動時間 (時間) |
Slim3 | ラップトップ | 14.0 | IPS | ノングレア | 1920×1080 | 1.3 | 13.5 |
Flex 3i | 360°回転 | 12.2 | IPS | グレア | 1920×1200 | 1.3 | 12.0 |
Duet 560 | 2 in 1 | 13.3 | 有機EL | グレア | 1920×1080 | 0.7 | 15.5 |
x360 | 360°回転 | 14.0 | IPS | – | 1920×1080 | 1.6 | 11.0 |
C425 | ラップトップ | 14.0 | TFT | グレア | 1920×1080 | 1.4 | 12.0 |
CX150025 | ラップトップ | 15.6 | TFT | ノングレア | 1920×1080 | 1.8 | 11.0 |
CM1402 | ラップトップ | 14.0 | TFT | ノングレア | 1920×1080 | 1.5 | 14.2 |
Flip CX3 | 360°回転 | 14.0 | TFT | グレア | 1920×1080 | 1.7 | 11.0 |
Flip CM1 | 360°回転 | 14.0 | TFT | グレア | 1920×1080 | 1.7 | 11.6 |
CM14 Flip | 360°回転 | 14.0 | TFT | グレア | 1920×1080 | 1.6 | 12.1 |
Flip CX1 | 360°回転 | 11.6 | TFT | グレア | 1366×768 | 1.3 | 10.1 |
Flip CX5 | 360°回転 | 16.0 | TFT | グレア | 1920×1200 | 2.2 | 10.7 |
Detachable CZ1 | 2 in 1 | 10.1 | TFT | グレア | 1920×1200 | 0.5 | 11.5 |
Vibe CX55 Flip | ラップトップ | 15.6 | TFT | グレア | 1920×1080 | 2.0 | 9.3 |
CP713 | 360°回転 | 13.5 | IPS | グレア | 2256×1504 | 1.4 | 10.0 |
Spin 311 | 360°回転 | 11.6 | IPS | グレア | 1366×768 | 1.1 | 15.0 |
CB314 | ラップトップ | 14.0 | IPS | ノングレア | 1920×1080 | 1.4 | 12.0 |
14インチ、グレア、1kg前半が人気なのかな?
その条件だと、モバイル性が求められているのかもね
性能と接続の比較
ブラウザ上で動作するため、性能をあまり重視する必要はありませんが、性能が高いことに越したことはありません。
選ぶ際は価格と相談しながら、決めると良いと思います。
Wi-Fiは、5と6から選ぶことができ、周波数帯2.4GHzも使用できるWi-Fi 6を選ぶと良いと思います。
Bluetoothは、4.1~5.2の中からの選択になりますが、4.1と5.2では差が大きいので、なるべく大きいバージョンを選んだ方が良いと思います。
呼び名 | プロセッサ | 最大周波数 (GHz) | メモリ (GB) | ストレージ (GB) | Wi-Fi | Bluetooth |
Slim3 | MediaTek Kompanio 520 | 2.05 | 4 | 64 | 6 | – |
Flex 3i | Intel N100 | 3.4 | 4 | 64 | 6 | – |
Duet 560 | Qualcomm Snapdragon 7 Gen 2 | 2.5 | 4 | 64 | 5 | – |
x360 | Pentium Silver N6000 | 3.3 | 8 | 128 | 6 | 5.0 |
C425 | Intel Core m3-8100Y | 3.4 | 8 | 64 | 5 | 4.2 |
CX150025 | Celeron N4500 | 2.8 | 4 | 64 | 6 | 5.0 |
CM1402 | MediaTek Kompanio 520 | – | 8 | 64 | 6 | 5.1 |
Flip CX3 | Intel Core i3-1110G4 | 3.9 | 8 | 128 | 6 | 5.1 |
Flip CM1 | AMD 3015Ce | 2.3 | 8 | 64 | 5 | 5.0 |
CM14 Flip | MediaTek Kompanio 520 | – | 8 | 64 | 6 | 5.1 |
Flip CX1 | Celeron N4500 | 2.8 | 4 | 32 | 6 | 5.0 |
Flip CX5 | Intel Core i3-1215U | – | 8 | 128 | 6 | 5.2 |
Detachable CZ1 | MediaTek Kompanio 500 | 2.0 | 4 | 128 | 5 | 4.2 |
Vibe CX55 Flip | Intel Core i3-1115G4 | – | 8 | 128 | 6 | 5.1 |
CP713 | Intel Core i3-10110U | 4.1 | 8 | 64 | 6 | 5.0 |
Spin 311 | MediaTek M8183C | 2.0 | 4 | 32 | 5 | 4.1 |
CB314 | Celeron N4020 | 2.8 | 4 | 64 | 5 | 5.1 |
Bluetoothはできれば、5.0以上が良いなぁ
ChromeBookだと、5.2はまだ少数派なのかな
参考価格
調べられた範囲の価格を記載しますので、ご参考にしていただければと思います。
実際に購入される際の金額と異なることも考えられますので、購入の際は購入サイトでの価格をご確認ください。
呼び名 | 参考価格 (円) |
Slim3 | 37,840 |
Flex 3i | 45,870 |
Duet 560 | 68,860 |
x360 | 64,800 |
C425 | 26,800 |
CX150025 | 49,800 |
CM1402 | 49,800 |
Flip CX3 | 99,800 |
Flip CM1 | 83,600 |
CM14 Flip | 69,800 |
Flip CX1 | 45,800 |
Flip CX5 | 99,800 |
Detachable CZ1 | 36,800 |
Vibe CX55 Flip | 89,800 |
CP713 | 89,800 |
Spin 311 | 46,800 |
CB314 | 51,360 |
一般的なパソコンと比べると、安い感じだね
価格は変動するから、最新情報を確認すると良いよ
まとめ
Chromebookは、お手頃な値段で手に入り、高性能な処理能力がなくても快適に作業できるパソコンです。
セキュリティに関しても安心して使うことができます。
モデルの種類はWindowsパソコンよりも少ないので、要所要所にこだわりのある人にはあまり向いていないように感じますが、Webの閲覧や簡単な作業がメイン、サブPCとして利用という人におすすめです。
パネルのサイズは14インチ、重量は1.5kg程度、パネル表面処理はグレア(光沢)のモデルが多い傾向です。
重さはもう少し軽い方が良いように思えますが、持ち運べないレベルという訳ではないので、他の荷物を減らして許容範囲としても良いと思います。
処理能力はブラウザ上で快適に作業できる程度、ファイルはクラウド上に保存するのでストレージもあまり多いモノは必要ないと思います。
Wi-FiやBluetoothは接続環境やお持ちの周辺機器に合わせて選ばれるのが良いと思います。
Web閲覧や動画視聴がメインであれば、選択肢の1つとして検討の余地ありだね
サブPCとしても良いんじゃないかな
以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました (^^)
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