セキュリティ証明書って何?種類や仕組み、役割も知っておこう!

セキュリティ

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セキュリティ証明書って何でしょうか?

聞いたことがある人もいると思いますが、あまりよくわからないという人もいると思います。

セキュリティ証明書の種類や仕組みを、必ずしも知っておかなければならないという訳ではありませんが、安心してWebサイトを閲覧するためには、知っておかなければならないこともあります。

安全なWebサイト (セキュリティ証明 (SSL/TLS証明書) が導入されている) かは、URLの先頭を確認するだけで、見分けることができます。

種類や仕組みの内容はさておき、安全なWebサイトの見分け方だけでも、覚えておきましょう!

難しくありません。

それでは、見てみましょう。

tane
tane

必ず覚えておきたいのは、安全なWebサイトの見分け方だね。

sun
sun

シンプルでわかりやすいよ。

セキュリティ証明書って何?種類や仕組み、役割も知っておこう!

まず、セキュリティ証明書 (SSL/TLS証明書) とは?

インターネット上で、安全な通信を実現するための身分証明書のようなものです。

主に、Webサイトが信頼できることを証明し、通信内容を暗号化します。

セキュリティ証明書ありのWebサイトは、URLが「https://」で始まります。

因みに、インターネットとWebサイトの違いは、「インターネット=世界中のコンピュータやネットワークが相互に接続された巨大な通信のインフラ」、「Webサイト=インターネット上に公開されている複数のWebページの集合体」です。

Webページとか、ホームページとか、同じように感じる言葉にも、それぞれ意味が異なるので、知っておくと良いかも知れませんね。

Webページ:サイト内の1つ1つの画面

ホームページ:サイトのトップページ

tane
tane

安心できるWebサイトを利用しよう!

sun
sun

URLが、https://で始まっていることを確認しよう!

セキュリティ証明書の種類

SSL/TLS証明書、クライアント証明書、コード署名証明書、電子署名証明書、S/MIME証明書、デバイス証明書があります。

SSL/TLS証明書は、Webサイトとユーザー間の通信を暗号化し、HTTPS接続には不可欠です。

クライアント証明書は、VPN接続や社内ネットワークへのアクセス制御に活用されています。

コード署名証明書は、ソフトウェアやアプリの開発者を証明し、改ざん防止や信頼性の確保に役立ちます。

電子署名証明書は、PDFやOffice文書などで使用し、文書の真正性と署名者の身元を証明することができます。

S/MIME証明書は、メールの暗号化や署名に使用し、なりすましや盗聴の防止に効果的です。

デバイス証明書は、IoT機器などの認証に使用し、ネットワークへの安全な接続を確保します。

tane
tane

普段、意識することって、あまりないなぁ。

sun
sun

用途によって、いろいろあるよ。

SSL/TLS証明書の仕組み

インターネット上で安全に通信するためのSSL/TLS証明書について、仕組みを見てみましょう!

証明書の構成要素としては、公開鍵、証明書情報、署名があります。

公開鍵は、暗号化に使用される鍵で、誰でも利用することができます。

証明書情報は、ドメイン名、組織名、有効期限などになります。

署名は、認証局が証明書の正当性を証明するために付けるデジタル署名です。

SSL証明書は、単体ではなく、3つの証明書 (ルート証明書、中間証明書、サーバー証明書) が階層になっています。

ルート証明書は、OSやブラウザに組み込まれている最上位の信頼元であり、中間証明書は、ルート証明書の代理として証明書を発行、サーバー証明書は、実際にWebサイトに使われる証明書です。

SSL/TLS証明書を使った通信の流れと暗号の仕組みは、以下の順に行われます。

  1. ユーザーがWebサイトにアクセス
  2. サーバーがSSL証明書と公開鍵を送信
  3. ブラウザが証明書チェーンを検証
  4. ブラウザが「共通鍵(セッションキー)」を生成
  5. 共通鍵を公開鍵で暗号化してサーバーに送信
  6. サーバーが秘密鍵で復号し、共通鍵を取得
  7. 以降の通信は共通鍵を使って暗号化・復号
tane
tane

急に難しい話になったね。

sun
sun

覚える必要のない人は、ササっと飛ばそう。

セキュリティ証明書の役割 (個人ユーザー)

主に、安全なWebサイトか?を見分ける指標であったり、フィッシング詐欺対策にも有効です。

先述のように、安全なWebサイトかどうかは、URLが「https://」で始まっているかどうかで、識別できます。

URLが「https://」で始まっているWebサイトは、セキュリティ証明書が導入されたWebサイトのため、安心してWebページを閲覧することができます。

フィッシング詐欺対策について、偽物のWebサイトは正規の証明書を取得できないことが多いため、セキュリティ証明書の有無や発行元を確認することで、詐欺であるか?を見抜くことができます。

セキュリティを強化するなら、総合セキュリティソフトの導入も有効です。

フィッシング詐欺対策だけでなく、パスワードマネージャーやネットバンキングを安心して使用するための機能などもあります。

総合セキュリティソフトにも、いろいろありますが、【ESET】がおすすめです。

特徴をまとめた下記の記事を読んでみてください。

【ESET】おすすめの理由と気になる点、総合セキュリティソフト

tane
tane

フィッシング詐欺って怖いよね

sun
sun

フィッシング詐欺でないことを、しっかり確認しよう。

まとめ

セキュリティ証明書 (SSL/TLS証明書) は、安全にインターネット接続するために必要なものです。

URLが「https://」で始まるWebサイトは、SSL/TLS証明書を導入しており、信頼性の高いWebサイトです。

セキュリティ証明書には、さまざまな種類があり、用途によって使用する証明書が異なります。

SSL/TLS証明書の流れは、簡単に書くと、以下のようになります。

  1. Webサイトにアクセスする
  2. サイト側が「証明書」と「暗号化に使う鍵」を送ってくる
  3. あなたのブラウザが「この証明書は信用できる?」とチェック
  4. 問題なければ、安全な合言葉(鍵)を共有し合う
  5. この鍵を使って、やり取りする情報を暗号化して守る
tane
tane

URLの先頭は、「https://」って覚えておこう。

sun
sun

信頼性の高いWebサイトを閲覧しよう!

以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました (^^)

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