NASって何?比較するポイントも簡単にまとめて解説!

パソコン関連

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NASって、なんだろう?

NASで写真や動画を保存できるって聞くけど、よくわからない…

という人向けに記事を書きました。

NASは、データを保存したり、共有したりできるシステム的な性質を持つ機器です。

「過去の写真や動画をいつも見れるようにしたいけど、スマホのメモリがいっぱい」という悩みを解決してくれます。

この記事を読み終えた後、NASがどんなもので、購入する際に比較する基本的なことがわかるようにまとめてみました。

途中、聞きなれない用語などは無視してもOKです。

おおよその全体を把握していきましょう!

それでは、まず、ポイントになるところから始めていきます。

tane
tane

ポイントを抑えるって、大切だよね

sun
sun

まずは、全体を把握するとわかりやすいよ

NASって何?比較するポイントも簡単にまとめて解説!

NAS (Network Attached Storage) とは、ネットワークに接続して、複数のデバイスから同時にアクセスし、データを保管できる共有のストレージです。

過去の写真や動画がスマホに入りきらない。

でも、持ち歩きたい!直ぐに見られる環境をつくりたい!という人におすすめです。

NASを比較するポイントは、性能・容量・拡張性・信頼性・使いやすさの5つになります。

特に決め手となるのは、CPU性能、ネットワーク速度、メモリ容量、ドライブベイ数OS・アプリの使いやすさになります。

ここを抑えておけば、基本的にはOKだと思います。

使い方や好みによって、選んでいきましょう。

低スペックだと、コストのメリットは感じますが、パフォーマンス面が気になりますよね。

高スペックだと、パフォーマンスには満足するものの、高額になりがちです。

自身の使い方にあった調度よいモノを見つけたいですよね。

それでは、1つ1つポイントを見ていきましょう。

tane
tane

買って、後悔したくないなぁ

sun
sun

安くない買い物だもんね

性能 (処理速度)

性能 (処理速度)は、選ぶCPUによって、大きく変わります。

NASのCPUには、どんな役割がでしょうか?

OSの動作、ファイルの共有、RAIDのパリティ計算、暗号化、復号化、高速LANでのデータ処理、アプリの実行などになります。

よくわからないという人は、用途に応じて、どこのメーカーが作製しているか?から選んでも良いと思います。

ファイルの共有のみであれば、高性能である必要はありませんし。

写真・動画のサムネイルを作成する場合は、マルチスレッドの性能が必要になってきます。

動画・音声データを他の形式に変換する場合は、CPUやGPUに求める性能が高くなり、通信速度の速い10GbE (10Gigabit Ethernet)を使用したい場合は高性能なCPUが必要です。

それでは、CPUについて、少し詳しく見てみましょう。

CPUには、主に、Intel系、AMD系、ARM系があります。

Intel系は、家庭用や中規模のNASでよく使われているCPUです。

Intel系のモデルには、Celeron (Celeron、Pentium、Atom)、Core (Core i3、Core i5、Core i7)、Xeon (サーバー系)があります。

パソコンのお馴染みのCPUですね。

AMD系は、高性能NASや自作NASに使われることがあります。

AMD系のモデルには、Ryzen Embedded、EPYCがあります。

ECCメモリ対応(メモリ上の誤りを自動検出、修正する仕組み)のモデルが多いので、信頼性は高い傾向にあります。

消費電力はIntel系と同じくらいか、やや高め。

Ryzenも、Intel系と同様に、パソコンのCPUとして使われていますよね。

ARM系は、低価格、省電力のNAS向け(家庭用の軽いファイル共有、写真バックアップなど)。

ARM系のモデルには、Synology、QNAP TS-233などがあります。

必要以上な性能にならないよう、コストとのバランスが大切ですよね!

tane
tane

いろいろな種類があるんだねぇ

sun
sun

家庭用だと、Intel系が良さそうかな

性能(ネットワーク速度)

ネットワーク速度の目安は、下表のように用途ごとに異なります。

因みに、ネットワーク速度の単位GbEは、Gigabit Ethernet (ギガビット イーサネット)の略です。

ネットワーク速度が1Gbps (1秒間に1ギガビットの処理) 級のEthernet規格になります。

ネットワーク速度用途特徴
1.0 GbE写真、文書の保存大容量でもバックグラウンド処理なので待ち時間の影響が小さい
2.5 GbERAW写真編集、メディアサーバー4K動画編集するなら、2.5 GbE以上は必要
10.0 GbE8K動画編集、仮想化、複数ユーザー同時アクセス本領発揮させるには、SSD
tane
tane

写真や動画の保存なら、1 GbEでも良さそうだね。

sun
sun

余裕を見て、2.5 GeEという選択もあると思うよ。

容量

容量は、メモリ容量とドライブベイ数(次の項目の拡張性)によって決まります。

メモリ容量も用途によって選ぶと良いと思います。

2GBなら、最低限、軽いファイルだけの共有くらいになります。

4GBになると、家庭用で、写真や動画の保存、軽いアプリを使用することができます。

8GBになると、Docker、Plex、複数のアプリを安定的に運用したい場合に選ぶと良いと思います。

16GB以上では、仮想化、重いDocker、AI処理、企業用という感じでしょうか。

いずれにしても、長期運用したい場合は、ECC対応にすると信頼性が大幅に上がります。

ECCとは、Erroe-Correcting Code (エラー訂正コード) の略です。

メモリ上のビット化けを検出して、訂正することができます。

ECCで動作させるには、CPU、メモリ、マザーボード (NAS本体)の全てがECCに対応している必要があります (基本的にはセットになっているので心配ないと思います)。

メモリ不足になると、以下のような症状が起きがちです。

  • サムネイルの生成が遅い
  • Dockerコンテナが落ちる
  • RAID再構成が遅い
  • OSアップデートが遅い
  • Plexのメタデータ処理が止まる
  • キャッシュ不足で全体的に遅い

用途に合ったメモリ容量を選びましょう。

tane
tane

メモリって、速さにも関係するんだね。

sun
sun

快適な動作のためには、ある程度、必要だよ。

拡張性

拡張性は、ドライブベイ数によって決まります。

ドライブベイ数は、最大搭載できるHDD、又はSSDの本数です。

使用する全体のメモリ容量は、以下のように計算できます。

各ドライブのメモリ容量 × ドライブベイ数

なお、運用方法(選ぶRAID)によって、使用できるメモリ容量の合計は異なります。

各RAIDの特徴は下表で確認しましょう。

ドライブベイ数は、構成に必要な最小のドライブ数を記載しています。

RAIDドライブベイ数使用容量目的特徴原理
RAID022台分速度複数台を束ねて高速化、冗長性ゼロデータを分割して複数ドライブに同時書き込み
RAID121台分安全性故障耐性1台同じデータを複数ドライブにコピー
RAID532台分バランス故障耐性1台
容量効率が良い
データ+パリティ(誤り訂正情報)を分散して書く
RAID642台分高安全性故障耐性2台
長期運用向け
RAID5のパリティを2つに増やしたもの
RAID1042台分速度と安全性の両立故障耐性1台
高速
RAID1をつくり、RAID0で束ねる
JBOD11台分最大容量の確保冗長性なし複数ドライブを単純に連結
SHR21台分柔軟性Synology独自
異容量混在可
RAID1/5/6の仕組みをベースに無駄なく柔軟
tane
tane

故障に強い構成が良いなぁ

sun
sun

故障対策はバックアップとは違うから注意してね (後述)

信頼性

信頼性は、ハードウェアの品質、データ保護機能、故障リスクの対策で決まります。

その中でも、ハードウェアの品質に大きく依存します。

ハードウェアの品質

ハードウェアの品質のポイントは、HDDやSDDの故障予兆機能(S.M.A.R.T)、電源ユニット(PSU)、冷却設計(ファン、エアフロー)になります。

故障予兆機能は、24時間稼働、耐振動性、エラーレート低減が前提です。

エラーレートというのは、主にHDD、SSDが読み書きエラーを起こす頻度を示す指標のことです。

エラーレートは少ない程、信頼性が高くなります。

故障の予兆から、事前リビルドできる機能のあるモデルは信頼性が高くなります。

事前リビルドというのは、RAIDの再構成 (リビルド) が始まる前に、ディスク全体をスキャンしてエラーを洗い出し、問題があれば修正しておく予防処置のことです。

電源ユニット(PSU)は、品質が低いとNAS全体が突然ダウンする原因になります。

常時稼働させておきたい場合は、電源ユニット(PSU)の品質が高いモデルを選びましょう。

冷却設計(ファン、エアフロー)は、温度上昇を抑制します。

温度の上昇は、HDDの寿命を縮める大きな原因です。

大型・静圧の高いファン、前後エアフロー (前面で吸気、背面に排気する一方向の空気の流れを作る方式) が理想的と言えます。

データ保護機能

NASの信頼性というと、壊れないというより、壊れてもデータが守られていることになります。

故障耐性は、構成するRAIDによるため、何を重視するかは事前に決めておきましょう。

ZFS / Btrfsのようなチェックサム付きのファイルシステムであれば、サイレントデータ破損を自動検出、修復することできます。

スナップショット機能は、ランサムウェア対策のための機能です。

イミュータブルスナップショット対応なら、更に強力になります。

故障リスク対策 (運用面)

NASの故障対策は、常時稼働を目的にしていまう。

バックアップではないので注意が必要です。

バックアップしたい場合は、NASとは別のHDD、クラウドなどにバックアップしましょう。

停電や瞬停には、UPS (Uninterruptible Power Supply)で対策します。

UPSは、Uninterruptible: 中断しない、Power: 電力、Supply: 供給の略称で、電力供給を中断させない装置という意味です。

リビルド中に停電するとデータ消失の危険があったり、瞬停によりHDDの寿命を縮めさせたいためにも、UPSがあると安心です。

経年劣化への備えましょう。

故障する確率は3~5年で高くなってくるので、HDDは定期交換部品として考えておきましょう。

tane
tane

HDDが壊れているかの確認はどうやるの?

sun
sun

故障を通知してくれる機能は大体ついてるよ

使いやすさ

NUSの使いやすさは、初期設定、管理画面、アプリの完成度、トラブル復旧の簡便性を見てみましょう。

初期設定のわかりやすさについて、主なメーカーの特徴を以下のようにまとめてみました。

メーカー特徴
Synologyセットアップツール、OSインストール、共有フォルダまでが直感的に設定できる。
QNAP機能が多く、使用感としては柔軟だが、設定項目が多い分、やや複雑。
Buffalo家庭向けで簡単。反面、細かい設定は少なめ。
UGREEN初心者でも簡単に設定できる。

続いて、管理画面です。

管理画面の使いやすさのポイントは、

  • フォルダ・ユーザー権限の設定が直感的か?
  • バックアップが迷わずに設定できるか?
  • スマホアプリが安定しているか?外部アクセスが簡単か?

特に、初心者には、外部アクセスが簡単か?が重要のように思います。

続いて、スマホ自動バックアップの安定性です。

スマホの写真や動画の保存に使うなら、簡単に保存できるものを選ぶと良いと思います。

「頻度の高い操作はできるだけ簡単に!」が基本ですよね。

また、家族で使う場合、全員が使いやすいと思えることが大切です。

併せて、トラブルが発生しても復旧しやすいものが良いですよね。

  • RAID劣化時のガイドは丁寧か?
  • ログや通知がわかりやすいか?
  • メーカーのサポート品質

Synologyは、復旧ウィザードが丁寧で、初心者にもわかりやすい傾向です。

最後に、外部アクセス(リモートアクセス)の簡単さです。

メーカー特徴
SynologyQuickConnectが非常に簡単。
QNAPmyQNAPcloudは柔軟だが、設定項目は多い。
BuffaloWebAccessは簡単だが、機能が限定的。
UGREEN簡単さが売り。
tane
tane

全体的に簡単なのが良いね。

sun
sun

自身の操作の頻度を加味して考えよう。

まとめ

NAS (Network Attached Storage) とは、ネットワークに接続して複数のデバイスから同時にアクセスし、データを保管できる共有のストレージです。

比較するポイントは、CPU性能、ネットワーク速度、メモリ容量、ドライブベイ数、OS・アプリの使いやすさです。

家庭用の写真・動画の保存で使用する場合、

  • CPU性能は、ある程度の処理能力でOK
  • ネットワーク速度は、1.0 or 2.5 GbE
  • メモリ容量は、運用方法(選ぶRAID)による
  • ドライブベイ数は、運用方法(選ぶRAID)による
  • OS・アプリは、よく使う機能の使いやすさをチェック
tane
tane

自分に合ったモノを選べるようになった気がするなぁ

sun
sun

ぜひ、選んでみてね!

以上、最後までご覧いただき、ありがとうございました (^^)

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